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便秘には急性便秘と慢性便秘があります。 急性便秘には、1週間位前から突然おなかが張って便が出ない場合などで、「一 過性単純性便秘」と、病気が原因でおこる「器質性便秘」があります。 「一過性単純性便秘」は、食べる量が少なかったり、環境の変化、精神的ストレ スなどによる一時的な便秘で、急性便秘の多くはこのタイプです。 「器質性便秘」では、腸捻転や腸閉塞などの病気が考えられ、その場合は激し い腹痛や嘔吐を伴うことが多いので、急いで病院に行くことが必要です。 一方慢性便秘は、2〜3年前、あるいは子どもの頃から便秘がちだった場合を 指します。 何らかの原因で腸の機能(働き)が低下したためにおこる「機能性便秘」と、病 気が原因でおこる「器質性便秘」があります。 「機能性便秘」は「常習便秘」ともいい、便秘の中では最もよくみられるもので、 次の3つのタイプがあります。 ★結腸性便秘(弛緩性便秘)<大腸のぜん動運動が弱い> 結腸の緊張が弛んでいて、ぜんどう運動が弱いために、便を十分にだせない。 高齢者や、虚弱体質、内臓下垂、病気で体力が低下している人、また腹筋が 弛緩している女性にも起こりやすい便秘です。この便秘になると、腹部膨満感、 残便感、食欲低下、頭痛、肩凝りなどの症状を伴うこともあります。 ★直腸性便秘<便意を感じにくくなる> 直腸の神経が鈍くなったために便意を感じにくくなり、大腸のぜんどう運動が 起こらないことから排便困難になるタイプです。便意を我慢したり、高齢者や病 気などで全身が衰弱している人、浣腸をくり返している人がおこりやすくなって います。 ★けいれん性便秘<大腸のぜん動運動が激しい> 結腸性便秘とは逆に、大腸が緊張してぜん動運動が強すぎるために起こるも ので、「過敏性腸症候群」の一種です。過敏性腸症候群では、便秘と下痢が 交互に起こったり、慢性の下痢が続くこともあります。原因は主に精神的スト レスです。特徴は食後に下腹部が痛くなることです。便意も起こるのですが、 うさぎの糞のような便で、残便感があります。 |
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